2016年 06月 02日
という内容のご質問をいただきました。 夫婦と言っても千差万別なので、ご参考になるかはわかりませんが、我が家の場合です。 元々我が夫婦は中身が私の方がどちらかというと男性ぽく、旦那は乙女です(笑) 以前から私が興味を持つもの、没頭しているものが気になるようで、よく話を聞いてくれます。 自分も面白そうだなと思うと、なんとなく真似てみたり同じ本を読んでみたりしてくれます。 今回のアドラー心理学の時はたまたま一緒にTVを観ていました。 私よりは温度が低かったのですが、職場でも思いたる節があったようで 「なるほどな~」などと言っていましたが、 「これ、我が家で実践してみたい!!」と私が言った時は 一瞬「マジかよ」という顔をしたのを覚えています。 ただ、旦那には強要しませんでした。 しばしばこどもを叱ることもありましたが、 夫婦だけになってから 「どう思った?」「ほかに方法はなかった?」と私はチャンス!という感じで、 ひとり実践していました。 しばらくすると、何か考え事があったりすると 「こういう時ってアドラーだとどういうふうに解釈できるの?」と尋ねてくるように。 私もにわか仕込みなので、これまた人に伝える学びのチャーンス!とばかりに、 説明したり、一緒に考えたりしていました。 そうこうするうちに、子どもの接し方なども夫婦でズレが減ったような気がします。 私もアドラー心理学研究の第一人者の岸見一郎先生が上のお子さんが2歳のころから実践していると聞いたとき、 「奥さまはどうされていたのかな?」と気になっていたので、 先日の講演会で伺ってきました。 先生の場合は同時にはじめられたそうです。 けれど多くは女性がはじめて男性はなかなか始めないケースが多いのだそうです。 そうすると女性は「なんで一緒にやらないの!」「なんでわかってくれないの?!」と 男性を責めるケースがこれまた多いのだそうです。 先生は「これじゃあ、アドラー心理学の一番大切な実践が伴っていないですね。 アドラー心理学が素晴らしいものだとは相手は思わなくなりますよね」と笑っておられました。 「誰かがではなく、自分一人でもはじめる。なんだか最近妻の様子が以前と変わってきたぞ? そんな姿勢が誰かの心を動かすかもしれません。動かさないかもしれません。 妻でも夫の行動や考えをコントロールできません。 決めるのは夫です。妻はそれでも自分はやり続けるのだという自分の意志しか決定できません。 自分の行動が時に誰かの心を動かすこともある。必ずではないけれど。 だからこそやりがいを感じませんか?結末がわかっていることをやっていてもつまらないですよ。」的なことを仰られてました。 自分にとって「これだ!」というものに出会ったとき、 たくさんの人に伝えたくなります。 伝えること自体はとてもいいのではないかと思います。 ただそれを聞いた相手がどう受け取るか? それは相手の問題であって、自分の問題ではないのだと思います。 伝えるまでが私たち自身の課題だと思います。 ただより多くの人に伝わるにはどのように伝えようか?という努力をするのは 自分自身の課題だと思います。 上手くいかなくても自分を責めないでくださいね。 Copyright 2011 cotte. All Rights Reserved. いつも応援ありがとうございます。 にほんブログ村 にほんブログ村
by moussedenell
| 2016-06-02 10:50
| アドラー心理学
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