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cotteの冷えとりシンプルライフ

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2019年 06月 05日

調和してる #アドラー心理学

調和してる #アドラー心理学_d0347061_08440359.png
先日小6ジャイ子が足の指を骨折しました。
とりあえず膝下から足先までギプスで固定、2週間非荷重となり
両松葉生活を余儀なくされました。

片脚+両松葉杖+ランドセル+水筒+(習字道具、絵の具・・・)=ムリゲー
次の日から私が送迎を付き添うことになりました。
途中から車椅子も使うことにしました。

ここでは私の大変さはちょっと置いといて
(本当はめちゃんこ誰かに愚痴を言いたい!)

毎日学校(教室)まで顔を出すことで私が感じたことを書きたいと思います。

同じ学年の女の子たちはジャイ子が登校すると
その場を見ながら臨機応変に対応してくれます。
靴を履き替えさせてくれる子
階段の時には手すりを使えるように松葉杖を一本持ってくれる子
荷物を持ってくれる子
本当に気の利く子たちがたくさんです。

私がもし1,2日しか学校に付き添わなければ、私はここまでしか見えていなかったと思います。

続けて学校に通ううちに
ジャイ子に直接声を掛けるわけではありませんが
階段の踊り場でじっと見守ってくれている子
何度も振り返ってくれる子
なんとなくジャイ子と少し離れた距離を一定に保ちながら歩調を合わせてくる子
がいることに気づきました。

そして私に対してもフォローしてきてくれる子たちがいることにも。
「何かできることはありませんか?」と尋ねてくる子
廊下で帰りの会が終わるのを待っていると
こっそり教室から出てきて私の話相手をしてくれる子
笑わそうとしてくる子


もちろん直接的にジャイ子のお世話をしてくれている子たちに対しては
感謝してもしきれません。
学校は教科によって移動も多いですし
休み時間だって外に行きたいはずなのに
誰かしら傍にいてくれているようです。

ただ直接的にジャイ子に働きかけている子たちばかりではなく
遠くで心配そうに見てくれている子
私が飽きないように話しかけてくれる子
そんな全員の存在が
ジャイ子が怪我をした後も安全に快適に学校生活を送れていることに関わっているのだということを
日を重ねるうちに見えてきました。

ああこういうのが調和という形の一つかもしれないと思いました。

1人1人に感謝。

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# by moussedenell | 2019-06-05 08:53 | アドラー心理学
2019年 06月 03日

人生はRPG #アドラー心理学

人生はRPG #アドラー心理学_d0347061_08474654.jpg
先週は久しぶりのアドっていいともの会を開催させていただきました。
ありがとうございました。

進学、進級を迎えて2ヶ月。
成長とともに新たな不安も出てきたり迷いも生じることもあります。
そんなお話をみなさんとシェアしていただきました。
個人的にも知りたかったお話を聞くこともできてとても充実した時間でした。

話の中で感じたことは
親子間のもやもやよりもご自身の考え方と世間とのずれに悩んだり
心がぐらつくことも多いのかなということでした。

でもそれは「みんなと足並みを揃える方が良いとされている」ような環境で育ってきた多くの日本人にはあることだと思います。
気付いた時にどう行動に移していくのか、どのように自分を変えていくのか
自分に問いかけていくしかないのです。

よし!変わろう!と決意した時
今抱えている自分にとって大きな問題に体当たりすると大けがすることもあります。
私は一見その問題とは直接関係のないような
やりやすい場面、挑戦しやすい場面から始めるようにしています。

人生はまさにRPG(ロールプレイングゲーム)
それなのにあまりにもラスボスから挑もうとしている人が多いような気がします。
まずはコツコツ、スライムを確実に見落とさぬようにするだけでも
自分ってなかなかやるじゃない
と声を掛けていくようにしてみてください。

小さな積み重ねの中でしか見えない、気づけないこともたくさんあるはずです。

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# by moussedenell | 2019-06-03 09:08 | アドラー心理学
2019年 05月 13日

5月のアドっていいともの会 #アドラー心理学

5月のアドっていいともの会 #アドラー心理学_d0347061_10514740.jpg
随分間が空いてしまいましたが、
今年度最初のアドっていいともの会のご案内です!


区切りのいい4月から何か新たに始めよう!と決意した方も多いはずです。
GWを挟み、その意欲もちょっと下降気味(これ私・笑)の方もいらっしゃるかと。

こんなはずじゃなかったのに!
今年こそ!と思っていたのに!
今のところ順調!

などなどいろいろな方がいらっしゃると思います。

また春になり、進級、進学でもやもやしてること不安なこと
もちろん、成長を感じたこと
いろいろなお話をシェアしてこれからの活力になるようなお手伝いができればと思っています。

みなさまのご参加お待ちしております。


●詳細●


〇日時:5月31日(金)10:30~13:00
〇場所:cotte宅 10時20分に奥沢駅噴水前集合

〇参加費:当日払・1,500円(飲み物&おやつ付)
〇人数:先着3~4名様

〇お子さまの参加はできません。
〇プライベートなお話をしますので外部に漏らさない、ブログなど(SNS含)に具体的な他の方のエピソードを公開しないというお約束のできる方

〇お申込み
info☆cotte-hietori.com(☆を@に変えてください)
インスタグラム、twitter、FacebookからDMでも受け付けいたします。

氏名、当日でも繋がる連絡先をお知らせください。
グループでご参加の場合は人数をお知らせください。




●アドっていいともの会
幸せってなんでしょうか?

「あなたのためよ」と言いながらお子さんに依存していませんか?

あなたが子供だった頃、
身近な大人から言われて傷ついたことありませんか?
本当は何も言わず見守ってほしかったと思ったことはありませんか?

それを大人になって繰り返していませんか?

アドラー心理学では
幸せとは?
人はいかにして生きていくのか?

のイメージが明白です。

参加したみなさんのご家庭で体験したエピソードを軸に
アドラー心理学の基本を抑えながら
みなさんで意見を交換したり
ロールプレイングをすることで
「勇気づけ」を体感していただきます。

「勇気づけ」を体感した時に
「叱ること」も「褒めること」も
「誰かと比較すること」も
生きるのに必要ないことを

実感できるはずです。

お申込みいただきました時に
会の日までに行う「小さなミッション」をお伝えいたします。
2回目以降の方には回を重ねるごとに「小さなミッション」の内容が変わります
(会の1週間前にこちらから連絡いたします。)


どうぞまずは「勇気」を出してご参加してみてください。



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# by moussedenell | 2019-05-13 10:01 | アドラー心理学
2019年 04月 08日

それはできません #アドラー心理学

それはできません #アドラー心理学_d0347061_08575506.jpg
昨年の夏のお話です。
すっかり忘れていたことを新年度とともに思い出しました。

今回はジャイ子のおはなし。

小学校の中学年ぐらいになると
4月か5月に都の学力テストというものがあります。
そしてその結果を踏まえて
夏休み早々に先生と保護者との二者面談があるというのが恒例です。

昨年の夏の面談では国語、算数、理科、社会の計4科目の結果をみせていただきながら
話は進みました。

先生
「おかあさんはこの結果はどう思いますか?」

わたし
「普段の生活から得る印象から想像した範囲内の結果ですね。」

先生
「ジャイ子ちゃん、算数がちょっと苦手になってきていますね。」

わたし
「そうですね。」

先生
「高学年は生徒たちの出来具合の差が大きくなる時期でこのままいくと
算数の成績はもっと下がってしまうんですよね。」

わたし
「ですね。」

先生
「おうちで勉強させてください。」

この展開、予想はしてた。したてけれど、
私にとっては勇気がいります。
それでも実践、実践。実践してこそのアドラー!と心の中で呟き
腹に力を入れ、顔は笑顔で

わたし
「ごめんなさい。先生。それはできません。」

沈黙ーーーーーーーーーーーー

(ううう…これ私から話し始めないとダメだよなーーーという気持ちと共に)
「学校は勉強する場です。(まあそれだけじゃないけど)
先生が勉強しなさいとか子供たちに勉強をするようにしていくのは先生の仕事です。
でも親は違うと私はは思っています。ジャイ子が勉強がわからないから教えてほしい。理解できないんだけれどどうしたらいいかわからないから教えてほしい、と本人が直接私に相談してくるまで私は動けないんです。今からでも強制的に勉強させようと思えばできます。
でもそれは親に言われたから、親が怒るからするだけです。
一時的に成績はあがるでしょうけれど、
それはあの子にとっては意味ないんです。
自立したとはいえないんです。


先生
「そうですね。」

わたし
「今日帰ったら、先生からこんなお話があったよ、ということはもちろん本人に伝えます。
でも私ができるのは伝えることだけです。」

あとはどんな話をしたか覚えていません。
帰宅してから案の定ジャイ子から
「先生、なんて言ってた?!」と尋ねられたので
そのままを話しました。
「ママはなんて言ったの?!」とこれまた尋ねられたので

わたし
「できません。それはジャイ子本人の問題です。って言ったよ」

ジャイ子
「うわ、本当に言っちゃうんだ…」

わたし
「ママだって言う時ドキドキしたよ。」

ジャイ子
「だよねー。ねえ、ママはやっぱりジャイ子が勉強した方が嬉しい?」

わたし
「勉強してるか、してないかってことより、どういう気持ちで、っていうことが気になるかな。
自分よりできない人を馬鹿にするためにしてたら悲しいし、
怒られるからしているっていうのも見ていて不安になるし、
少しでも喜びや楽しい気持ちが生まれるようにしていたら、嬉しくなるかな。
だからゆっくり考えてみてね。勉強をするにもしないにしても
たくさん考えることだけは止めないでほしいとは思ってるよ。」

ジャイ子
「うん!わかった!」

はじめの義務教育6年間。
ジャイ子にとってはその6年間に学ぶ量は多いような気がします。
それでも自分で考えて進んでほしいと思っています。
規定の年数に合わせて進む必要ないよ、ゆっくりでいい、前に前に進む歩みを止めなければ
どこかにそして自分の中で十分納得できる場所にはたどり着けるはずです。

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# by moussedenell | 2019-04-08 09:43 | アドラー心理学
2019年 04月 01日

空気読む?読まない? #アドラー心理学

空気読む?読まない? #アドラー心理学_d0347061_12184321.jpg
夫の実家は新潟。
年に1、2回子供たちは訪れています。
(夫は1,2年に1回、私は2,3年に1回とゆるゆるとお付き合いさせてもらってます。)

帰宅すると最近こんなことがよく聞かれます。

アニー
「もうジャイ子が恥ずかしいんだよ。一緒に行くのほんとヤダー」

わたし
「何が恥ずかしいの?」

アニー
「Mちゃん(同居のお嫁さん)がジャイ子ちゃんこれ手伝ってーって声かけると
ジャイ子は『えーーしたくない』とかさ、
野菜も食べないとダメよっていうと『だって嫌いなんだもん。やだ。食べない。』とか
とにかくMちゃんの言うこと聞かないんだよ。」

ジャイ子
アニーの方が気持ち悪いよ。新潟行くとめっちゃいい子ぶるんだよ。
家だとなんにもしないのに、新潟では頼まれるとなんでもやるんだよ。
ほんと気持ち悪っ!!」

アニー
「や、それ普通だから。他所のうちなんだから気を使うの当たり前でしょ

ジャイ子
よそんちじゃないでしょ。バカじゃないの。」

はい。こんな会話が延々と続きます。

そして最後にアニー&ジャイ子
どっちが正しい?」と尋ねられます。


「どっちでもいいんじゃないのかなーーー。
アニーの態度を聞くと、基本空気読まないアニーだけど、やっぱり社会性っていうの?
そういうものはちゃんと成長と共に備わっているんだなぁって感心するし、
ジャイ子はジャイ子でおうちと変わらない態度でいられるのはある意味すごいことだしね。
だってお友達の家ではそこまでしないでしょ?(当たり前じゃんというジャイ子の返答)
新潟のおうちに安心感があるからできることだよね。
どっちも「らしくて」いいんじゃないのかな?」

成長は人それぞれ。
それぞれの良さを見つけられる目を少しづつだけれど
私も持てているのかもしれません。

もしアドラーを知らなかったら
私はジャイ子にアニーのような態度を押し付けていたかもしれません。

お嫁ちゃんのMちゃんがどう感じているかは
Mちゃんの問題だし(笑)
と言いつつ
Mちゃんは姪っ子ちゃん(一人っこ)のおかあさん。

精神は野生児並みの子が一度に2人もやってくるのは
きっとさぞかしお疲れになることも想像に難くないです。

毎回本当にありがとうございます。

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# by moussedenell | 2019-04-01 12:50 | アドラー心理学