2017年 09月 20日
わたしが学生だった頃はこのような体験型の学びはなかったのですが とてもありがたい体験だと思います。 それぞれ第三希望まで働いてみたい施設をあげて 自分で電話をしてお願いをする。 ここから始まります。 残念ながら、アニーは第三希望すべて お断りされてしまいました。 そのような生徒も数名いて そのような場合は先生から いくつかの施設を提案され、そこから選択します。 わたしはもともと病院職だったので 一年中全国の専門職の学生が実習生としてやってきます。 実践を積むことは必須なのですが 自分の業務をいつもと変わらずこなしながら 学生の指導も同時に行うことということは どうしても自分の業務が定時を過ぎても 終わらないことになります。 それでも学生たちに気づかされることもたくさんあります。 忘れかけていた気持ちに気づかされることもたくさんあります。 けれど、どこの職場でも今の時代 余裕があるほどの人員を投入はしていないでしょう そんな中、中学生を受け入れてくださること 本当にありがたいとしかいいようがありません。 働くことについて考えたこともないアニー まだまだ遠い未来のことだと思っているアニー 職場ってどんな場所か? 未知の世界に行く初日は 見たこともないくらい緊張していました。 優しく、懇切丁寧に指導をしていただいたようで 帰ってきたときには 顔もほぐれていました。 3日目が終わり 職場のスタッフの方々から 名刺サイズのメッセージカードを たくさんいただいて帰ってきました。 見せてもらうと 一言一言違うことが書かれいて けれど最後にみなさん「ありがとう」で締められていました。 「俺たちがありがとうございました。だよね。 それなのに、ありがとうって言われて。 なんかどうしようもない気持ちになった。」 「そうだよね。」 「だからね、その時にできることって何かな~って考えて、 ひとまず各売り場を回って、全員にお礼を言って握手してきた。」 「そっか。そのまま帰らずに全員に最後会ってきたんだね。 それはきっとみんな嬉しかったんじゃないかな。 ママもその話すごく嬉しくなるよ。」 一言カードの一枚に 「アニー君、自信ないって言ってたけれど、 掃除機の扱い上手でしたよ」 と書かれてありました。 あれから 掃除機で自分がこぼしたスナック菓子のカスなど ちゃんとかけているんです。 きっとあの一言が自信に繋がっているのだと思います。 もしかしたら 忙しい日々で、書いた方は忘れてしまっているかもしれない。 それでもちゃんとアニーには響いています。 そんな風に世界は回っています。 Copyright 2011 cotte. All Rights Reserved. いつも応援ありがとうございます。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ
by moussedenell
| 2017-09-20 08:41
| アドラー心理学
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