2016年 06月 06日
少々課題が残ることではありますが、最近こんなことがありました。 (かなり要約します) とある保護者の方から電話 「アニーが友達と3人で小学校を荒らしに行ったみたいよ」 実はその数分前にアニー帰宅。 「今日は小学校行ってきたーー!楽しかった!」と聞いていたので、少々混乱。 電話主は興奮して中学の部活の退部、活動休止の懸念さえあるなど話は広がる一方だが、一先ず最後まで口を出すのをやめる私。 そして私「電話主さんはその場を見ていなかったんだよね?」 電話主「見てない。人から聞いた。その人も実際は見ていない。ただ話を聞いて、心配になって小学校の先生に聞きに行った。今その話を伝えてる。」 私「わかりました。それでは当事者同士が話した方がいいと思う。私はアニーから聞いた話と今の話があまりにも違い過ぎるし、とにかくその場にいたものだけで話をさせたいので、電話を切ってもいいかな。」 電話の内容をアニーに伝える。 アニー驚く。 アニーから話を聞く。 まとめるとこんな感じ。 学校への入校手続き(名前、入校時刻などをノートに書く)は踏んで、 下足も脱いで学校の中に入る。 担任にはなったことはないが先生に会い、挨拶をする。 自分たちが最後に過ごした教室に入る。 器物損害なし。 ゲラゲラ笑いながら廊下に出たり、教室の中に入ったりしていたところを 担任にもなったことのある先生が、 怒りながら「なにやってんの?!こっちいらっしゃいっ!」と近づいてくる。 アニー達、「またいつものお怒りパターンだ。面白れぇ~」と楽しくなり、 逃げ回る。しばらく逃げていたが、そのまま立ち去るのはどうかと思い、 職員室に行く。 怒られる。 最後は下足を校門の外に投げられ、「もう2度と来るな!」と言われる。 「相変わらず怒ってるねー」と言いながら、去る。 私「手続きをして、廊下で出会った先生には挨拶したんだよね。」 アニー「うん。したよ。」 私「学校をめちゃめちゃにしようと思って行ったの?」 アニー「え?!なんでそうなるの?懐かしいからたまには顔出してみるかってなって。ごめん。なにが問題になっているかわからない。」 私「そうだね。周りはあなたたちが困った行為をして、迷惑しているの。けれどあなたちはそんなつもりはさらさなかった。ちゃんと自分の気持ちを伝えに行こうか。ママも先生にお願いしたいことがあるから学校に行きたいんだ。」 ということで学校に連絡を入れ、会いに行きました。 とりあえず、話が途切れるまで、2人の会話のみにしました。 途中、何度も口を挟みたくなる場面があったけれど、アニーの課題です。 最後まで見届ける。 まあ、まだまだ幼さ残る中1ですから、アニーの言い分は100%否定されていました。 あーーー6年間なにかしらこの先生と関わってきたけれど、こういう関係性なのか、と改めて感じるわたし。 スタートから感情爆発、過去も未来の話も入ってきて、話が止まらない先生。 それならそれでいいですよ的な態度に段々なるアニー。 感情の嵐がやや落ち着き、私に向けられる視線。 私「これからアニーどうしたい?もうこんな学校来てやるもんか、って思ってる? それとももう少し先生方の気持ちを考えて違った手続きを踏んで、また学校に来たいと思ってる?」 アニー「うーーーん。今はわからない。」 私「ママは今回のことで、自分たちの中では大したことではなくても迷惑をこうむる人がいることを知る機会だったと思うんだな。失敗は仕方がないよ。でもそいうことが生きていく中では結構な頻度であるってことは忘れないでほしい。」 アニー「はい。」 では・・・とお開きになったので、最後にわたしがどうしてもお願いしたいことを伝えました。 「先生。私は今回の一件をとある保護者の方から聞きました。その方は先生に話を聞きに行ったと仰ってます。良い、悪いに関わらず、他所の子の話を他所のご家庭に詳細に話されるのはいかがなものでしょうか。私は残念でなりませんし、こういうことはこれからは止めていただきたいのです。なにかあれば直接お話がしたいのです。お願いいたします。」 うーーーん。 私としては、これはそもそも誰の課題であるか?をなるべく考えたつもりです。 あと感情論にならないように、どちらに対しても怒ることなく… どうだったかな~~ まだまだ学んで実践は続きます。 1年後の自分はこれ読んでどうアドバイスくれるんだろうか(笑) Copyright 2011 cotte. All Rights Reserved. いつも応援ありがとうございます。 にほんブログ村 にほんブログ村
by moussedenell
| 2016-06-06 12:33
| アドラー心理学
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